
渋谷スクランブルスクエアにあった人気パティスリー『モリヨシダ渋谷店』。
多くのスイーツファンに愛されてきましたが、2023年3月31日をもって閉店しました。
しかし、公式の案内には具体的な閉店理由が記載されておらず、

と、今でも疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、「モリヨシダ渋谷店の閉店理由」について、考えられる背景をわかりやすくご紹介します。
モリヨシダ渋谷店の閉店理由

モリヨシダ渋谷店の閉店理由として考えられるのは、次の3つです。
- 立地が合っていなかった
- オンライン販売への戦略的シフト
- パリ本店への経営資源集中
順番に説明していきます。
理由①:立地が合っていなかった
まず、立地が合わなかった可能性があります。
渋谷は若者が集まる街として有名です。
実際に「東京都防災ホームページ」の調査によると、渋谷センター街に15時に滞在している人の年齢構成は以下のとおりです。(2020年12月時点)
| 年齢層 | 割合 |
|---|---|
| 20代 | 34% |
| 30代 | 20% |
| 40代 | 17% |
| 50代 | 14% |
| 60代 | 6% |
| 70代 | 3% |
出典元:東京都防災ホームページ
このように、20代が最も多く全体の3割以上を占めています。
ちなみに、夜の21時のデータでは、その割合が40%まで増加していました。
一方で、モリヨシダのケーキは1つあたり1,000円~2,000円と高級な価格帯。
スイーツ好きの若者であっても、日常的に買える手頃さとは言い難い金額です。
そのため、「人は多いけれどターゲット層とのミスマッチがあった」可能性があります。
そして結果的に、十分な売上が確保できず、閉店につながったとも考えられます。
理由②:オンライン販売への戦略的シフト
次に考えられるのは、オンライン販売へのシフトです。
コロナ禍以降、スイーツを自宅で楽しむ人が増え、ネット注文の需要が一気に拡大しました。
一方で、渋谷スクランブルスクエアのような一等地にお店を構えるには、
- 高額な賃料
- 人件費
といった固定費がかかります。
これらを考えると、
「店舗を維持するよりも、オンライン販売に力を入れた方が効率的だ」
と判断した可能性は十分にあります。
理由③:パリ本店への経営資源集中
最後に考えられるのは、パリ本店に力を注ぐためです。
モリヨシダの本店はフランス・パリ7区にあり、世界的にも高く評価されています。
だからこそ、
- 現地のお客さんへのサービスを強化すること
- 国際的なコンクールで実績を維持すること
といった、本店を中心としたブランドづくりがとても大切になります。
そのため、コストのかかる日本の店舗を整理し、本店に人材や資金などのリソースを集中させる判断をした可能性も考えられます。
まとめ
モリヨシダ渋谷店が閉店した理由は公式には発表されていません。
ただし状況を整理すると、以下の3つが関わっていた可能性はあります。
- 渋谷という立地と商品の価格帯が合わなかった
- コストのかかる店舗よりオンライン販売に力を入れた
- パリ本店に経営資源を集中させた